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X-3 (航空機) : ウィキペディア日本語版
X-3 (航空機)[えっくす3]

X-3アメリカ合衆国で開発された超音速実験機。愛称は''Stiletto''(スティレット:短剣の意)。ダグラス社が開発し、1機が製造された。
== 歴史 ==
第二次世界大戦中にダグラス社も超音速機の開発検討を行なっていた。1945年6月20日に、将来のジェット戦闘機開発のため超音速飛行の試験機XS-3として開発が承認され、1949年6月30日アメリカ陸軍航空軍が開発を発注した。当初要求された性能は最高速度マッハ2、航続時間30分というものだった。
1951年に1号機が完成し、1952年9月20日エドワーズ空軍基地でダグラス社のパイロット、ウィリアム・E・ブリッジマンの手で初飛行を行なった。しかしながら、開発されたジェットエンジンが当時の技術水準のため非力で、当初の目標である水平マッハ2飛行は達成できなかった。最大水平飛行速度はマッハ0.987で、1953年7月18日にダイヴでマッハ1.25を記録したのみであった。これを受けて空軍はX-3計画を中止し、発注されていた2号機の製作もキャンセルされた。
X-3は1953年8月に、空軍からアメリカ国家航空諮問委員会(NACA)(のちのNASA)に移管された。1956年5月23日までテストが行われ、ロール・カップリング現象の解明などに使われている。通算飛行回数は54回。その後は国立アメリカ空軍博物館に移管された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「X-3 (航空機)」の詳細全文を読む



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